痛くなる前が大事なポイント
1度でも虫歯で削った歯は2度と元には戻りません。治療した歯がまた虫歯になることも珍しくありません。治療すればするほど歯は無くなってしまうのです。日本では、虫歯になってから歯医者さんへ行くのが一般的ですが、それでは歯を長持ちさせることができません。定期検診を受け、お口の状態を知り、クリーニングや歯磨き指導により、健康な状態を保つことが大切です。治療が終わった方も、定期的なメンテナンスで治療を長持ちさせましょう!
3ヶ月に一度のメンテナンスが理想的
何も異常がなくても、3ヶ月に1度は定期健診やクリーニングをするために歯医者さんに行きましょう!歯はおいしく食べる日常生活にも、見た目の美しさにも、身体の健康にも影響を及ぼすとっても重要なパーツです。美容室に行ったり、エステに行ったりするのと同じように、定期的に歯医者さんを利用していただきたいと思います。
定期健診とクリーニングの流れ
- 虫歯チェック
虫歯ができていないかチェックします。
- 歯周病
チェック歯周ポケットの検査・歯ぐきの炎症の有無などをチェックします。
- かみ合わせ
チェック歯の高さは大丈夫か、揺れはないかなどかみ合わせをチェックします。
- 歯みがき指導
普段磨き残しがある部分をしっかり磨けるようにアドバイスします。
- クリーニング
専用の器具でプラークや歯石を除去していきます。
- PMTC
歯の表面の汚れをしっかり除去していきます。
日本人は口が臭い?!
びっくりされる方も多いと思いますが、実は世界では日本人は口が臭いと思われているそうです。欧米人はキスをしたり、ハグをしたり、顔を近づけてコミュニケーションをとることが多いですね。ですからお口のケアにはとても気を付けています。日本と違い、歯が痛くなってから歯医者さんに行くのではなく、定期的にメンテナンスをするのが当たり前なのです。
皆さんは前回歯科医院に行ってから、どれくらい経っていますか?1年以上行ってないなーなんて方も多いのではないでしょうか?ヨーロッパではなんと2週間に1度クリーニングに通うことも珍しくないそうです。
2週間に一度とまではいかなくとも、3ヶ月に一度はお口のチェックに行きましょう!